ハンドメイドマスコットに使うさし目とは

さし目とはマスコットや人形などに接着する目のパーツの一種です。黒や茶、赤など一色のものと、白やクリアカラーの円の中に濃色の瞳孔が入っている眼球タイプのものがあります。いずれもプラスチック製で、目の裏側には取り付けに使う棒が1本出ています。
目のパーツには他にも裏に針を通すための穴があるボタンタイプや、裏側に座金を入れてセットする座金タイプなどがありますが、これらはいずれもさし目とは呼びません。
ここではさし目に絞って付け方などを解説していきます。

さし目を使うマスコットやぬいぐるみの種類と付け方

さし目を使って目を付ける手芸品の種類と付け方を紹介します。

・ぬいぐるみ
ボア生地やファー付き生地を使ったものだけでなく、綿生地やタオル生地、ニット生地などもぬいぐるみに使われます。さし目は接着剤を使って取り付けるので生地の裂けやほつれはあまり気にしなくても大丈夫ですが、さし目を付けただけでは目の周囲のくぼみが表現しにくいので、縫い付けた糸を内側に引っ張ってくぼみを表現できるボタンタイプの方が愛好されます。
さし目の取り付け方はまず頭に球体がついたまち針などを刺してみて目の位置を決め、印をつけて目打ちで小さく穴を開けます。生地の穴とさし目の足両方にボンドをつけてさし目をしっかりと押し込み、乾いて動かなくなるまで指で固定します。

・フェルト生地の人形やマスコット
フェルトはほつれの心配がないのでさし目をつけるのに向いている生地です。しかしフェルトマスコットはその風合いから、さし目よりは黒のフェルト生地を目の形に切り抜いて使ったりあるいは刺繍したりする人が多い傾向です。
さし目を取り付ける場合は、ぬいぐるみと同様の方法で付けます。目が飛び出ないように乾くまでしっかりと押さえてください。

・羊毛フェルトのマスコット
ふわふわした羊毛を専用の針で突いて、作りたい形に固めていくのが羊毛フェルト手芸です。羊毛のふんわりしたテクスチャーは突き固めてからも残るので、質感を活かして動物を作る人が圧倒的に多くなっています。さし目はプラスチックのつやがマスコットの表情をいきいきと見せるだけでなく、穴を開けて目を付ける技法が羊毛フェルト向きなので多くの人が羊毛フェルトのマスコットにさし目を使用しています。
さし目を取り付ける場合は、目を付ける位置をまち針などで決めて印を付けたらその周囲を針で刺してくぼませておきます。こうするとより立体的にマスコットの顔を表現することができます。目打ちで穴を開けてボンドを穴とさし目の足両方に付け、目が浮いてこないようにしっかりと固定します。

・あみぐるみ
毛糸をでかぎ針で編んだパーツの中に綿を詰めて作るぬいぐるみです。編み目の間があるのでさし目を入れやすいですが、奥まできちんと差し込むには目打ちで綿の部分に穴を開けておく必要があります。
さし目を付けるには目の位置をまち針などで決め、そこに直接目打ちでしっかりと深めの穴を開けます。ボンドを穴とさし目の両方に付け、指で乾くまで固定してください。

さし目をハンドメイド作品にきれいに付けるコツ

裏側から糸を引けるボタンタイプやパーツで固定する座金タイプとは違い、さし目は接着剤で固定するだけです。ですので目打ちの穴が浅かったり接着剤が乾く前に押さえを外したりすると、目が浮いてしまいマスコットの顔が崩れてしまいます。
またさし目が大きすぎたり小さすぎたりしないよう、サイズを見極めるのも重要です。さし目は色だけでなくサイズも豊富に揃っています。自分の作品にぴったり合うサイズを見つけてください。