タオル生地は柔らかく温もりがあるので、まだ肌が弱い赤ちゃんにもぴったりの素材です。赤ちゃんに特におすすめなタオル生地と、タオル生地を使ってハンドメイドできるアイテムをまとめました。

タオル生地の種類と赤ちゃんにお勧めの素材

タオル生地にはいくつかの種類があります。よく使われるものを紹介します。

・パイル地
タオルといえばパイル地、というほどよく使われる生地です。ループ状に織られた生地がふんわりとして肌へのあたりが柔らかく、吸水性にも優れています。
・シャーリング地
パイル地のループ部分をカットして毛足を短くしたのがシャーリング地です。滑らかな肌触りが特徴ですが、生地がその分少ないので吸水性は落ちます。
・ガーゼ地
木綿糸を縦横にざっくり織った生地で、軽くてさらさらした肌触りが特徴です。タオルとして使うには吸水性が悪いので数枚重ねて使うか、裏にパイル地を入れて使います。
・ワッフル織地
洋菓子のワッフルのように、格子状の凹凸をつけて織られた生地です。厚みがあり肌に触れる面積が大きいので、その分吸水性に優れています。やや硬めの肌触りです。
・無撚糸地
繊維をより合わせずに織られた生地で、パイル地以上にふんわりした感触が特徴です。吸水性だけでなく保温性にも優れていますが、繊維が抜け落ちやすいのが欠点です。

これらの性質から、赤ちゃんには特にパイル地、シャーリング地、ガーゼ地が向いているといえます。また無撚糸地も赤ちゃんが直に口をつけないものであれば向いている素材です。

タオル生地のスタイは何枚も作りたいアイテム

赤ちゃんは想像以上にたくさんよだれを出すので、一日に数回スタイを取り替えることもあります。吸水性の高いスタイはあればあるほど助かるアイテムです。

材料、道具
□パイル地 30cm×30cm
□Wガーゼ地またはコットン地 30cm×30cm
□マジックテープ
□縫い糸、針、まち針
□はさみ
□チャコペン

作り方
① 市販の型紙やスタイを利用して型取りをし、ガーゼ地かコットン地にチャコペンで書き写します。スタイをなぞる場合は周囲に1cmの縫い代をとってください。
② 型を写した生地の下にパイル地をぴったりと重ね、ずれないようにまち針で止めてから切り抜きます。
③ 生地を中表に合わせ、3cmほどの返し口を残して周囲を縫い合わせます。返し口から表裏を返し、返し口はコの字縫いで閉じます。
④ 首にかける部分にマジックテープを縫い付けて完成です。

お昼寝用の上掛けはタオル生地とガーゼ生地のW使いがおすすめ

汗っかきな赤ちゃんの寝具で重視したいのは何よりも吸湿性です。Wガーゼとパイル地を重ね使いすることで肌触りよくしっかりと汗を吸う上掛けが作れます。

材料、道具
□Wガーゼ地 100cm×60cm
□パイル地 100cm×60cm
□バイアステープ 12mm~18mm幅 400cm
□縫い糸、針、まち針
□はさみ
□アイロン

作り方
① Wガーゼ地とパイル地にアイロンをかけて伸ばし、100cm×60cmにカットして端をぴったりと合わせます。
② 2枚合わせた状態で生地の角を丸く落とします。
③ バイアステープで2枚の生地の端を包み、まち針で止めながらぐるりと一周します。このとき生地がテープから抜け落ちないよう注意してください。
④ バイアステープの上から生地を縫い合わせます。

にぎにぎおもちゃはなめても大丈夫なタオル生地で

赤ちゃんにとっておもちゃは発達に重要な意味を持っています。なめたり引っ張ったりしても安心な素材で作ってあげてください。

材料、道具
□シャーリング地
細かなギャザーを寄せた薄手の生地もシャーリングと呼びます。インターネットで生地を購入する際は注意してください。
□縫い糸、針、まち針
□手芸用綿
□チャコペン
□はさみ
□刺繍糸など

作り方
① 作りたい形の型をシャーリング地に書き写します。ぬいぐるみ型で目などをつけたい場合は先に刺繍し、それから型を写すと刺繍分の生地の縮みを気にせずに済みます。赤ちゃんは気になったものをくわえたり引っ張ったりするので、さし目などは使わないでください。
② シャーリング地を2枚重ねにしてまち針で止め、縫い代を周囲に1cmとりながら型を切り抜きます。
③ 生地を中表にし、3cmほどの返し口を残して縫い合わせます。縫い終わったら返し口から表裏を返します。
④ 返し口から綿を入れ、返し口をまつり縫いでしっかりと閉じます。

まとめ

赤ちゃんが清潔な状態で使えるように、スタイや上掛けは仕上がってから、おもちゃは生地の段階で洗濯しておいてください。またまち針の扱いには十分に気をつけてください。製作時には使うまち針の本数を数えておくことをお勧めします。
気遣うことが多い赤ちゃんへの手作りですが、作ったものを赤ちゃんが使ってくれる喜びは大きいものです。安全なベビー用品をぜひハンドメイドしてあげてください。