タオル生地で作るクラフトにはどんなものがあるか

タオルでクラフトを作るにあたってまずどんなタオル生地があるのかを見てまいります。ループ状になっているパイル、パイル地を毛刈りしてあるシャーリング、表がガーゼで裏がパイルになっている表ガーゼ織地や朱子織地、織地がワッフルのように見えるワッフル織地、無撚糸などがあります。

またタオル売り場などでよく見かけるオーガニックコットンという表示ですが、オーガニック農産物の生産方法の基準に基づいて2~3年以上生産の実践後に認証された農地で農薬・肥料の基準を守って作られた綿花を使っているという意味です。加工の段階においても化学処理はしていません。

ぬいぐるみ

ソファやベッドに立てかけて置くとほのぼのするぬいぐるみですが、平べったく枕にもなるような大き目のタイプのものもあります。うさぎやクマなどが可愛いです。布地も無地でなく、柄物を使って明るくポップな雰囲気にしたり、小さい物ではオーガニックコットンで作ると赤ちゃん向きにもなります。中にガラガラや鈴などを入れて作ることもできます。ふわふわした優しい肌触りで出産祝いにも喜ばれます。

ペットボトルカバー

夏に大活躍しそうなのがペットボトル入れです。冷たいペットボトルをバッグに入れてそのまま持ち歩くと、結露で濡れてしまったり、手で持っても水滴がついてしまいますが、タオル地のペットボトルケースなら水滴を吸収してくれたり、ちょっとこぼしてしまっても雑巾代わりにサッと拭くことにも使えて便利です。タオルハンカチを二つ折りにして脇と底の部分の2辺をちょっと縫っただけでも500mlのペットボトルを入れるのには十分な大きさなので簡単クラフトにおすすめです。また縫い付けるのではなく、ファスナーで2辺を開閉するようにしても良いです。

手作りマスク

マスクと言えば白という頃もありましたが、お子さん向けのものには豊富な色柄のものがあり、手作りする人も多いようです。表ガーゼ裏パイルの生地でも可愛い動物柄やパステルカラーのものなどが出回っているので、お子さんの好きな生地で可愛いマスクを作ってあげると、嫌がらずにつけてくれることでしょう。手作りしたものをバザーやネットで販売する人もいます。また手作りマスクのキットもあるので簡単に材料が手に入って便利です。マスクと言えば平べったい物かと思いきや、立体マスクを上手に作ってしまう人もいるようです。

手作りハンカチ

普通のタオルハンカチもいいのですが、表ガーゼ織地ならさらに肌触りも良く、お肌の敏感な方の顔周りの汗拭きなどにも優しく使えます。ブランドハンカチの売り場でもこの表ガーゼのタイプを置いています。朝晩の洗顔の際にも普通のフェイスタオルがわりにすれば、小さくて場所を取らず、そのままお出かけ用にも使えて便利です。ハンカチなので難しいことはなく、ロックミシンで縁をかがってしまえばもう出来上がりです。またガーゼとパイル地を合わせてつくるなら、2枚を中表にし、返し口を少し残して縫ったら縫い代の角部分を切り落とし、表に返してから返し口をまつれば完成です。裁断も直線で無駄が出ませんし、タグを付けると既製品同様の出来映えになります。何枚あっても便利でちょっとしたギフトにしても喜ばれます。

ハンドメイドクラフトで使う手芸綿の種類

ぬいぐるみや人形など膨らませて作るときに使うのが手芸綿です。天然素材のものや化学繊維の素材のものがあります。綿の種類によって質感や弾力性はさまざまです。

天然素材の綿の種類

・コットン
綿花から取れる原綿です。栽培されている地域によってコットンにも違いがあります。コットンは化学繊維に比べて張りが無いのできつく詰め込むと硬い仕上がりになり型崩れしません。

・ヘンプ
紡績するときに出るヘンプの落綿や細長い束にしたものがあります。コットンに比べてゴワゴワした綿ですが通気性がよく、水分を吸収してもすぐに乾燥するのでカビの心配がありません。

・パンヤ綿(カポック)
パンヤ綿とはカポックという樹木から取れる綿で、コットンに比べて繊維が細く艶があり水をはじきます。弾力性が高いので枕やクッションに使われます。

・真綿
繭の繊維を引き伸ばしてシート状にしたもののことで絹の綿のことです。柔らかくて保温性が高いので防寒具などの中に入れる他、布団綿としても用います。

化学繊維のわたの種類

・ポリエステル
手芸綿といえばポリエステルの綿が一般的です。メーカーによって質もさまざまで高級なものはポリエステルにシリコンコーティングがされていてより柔らかい質感のものなどもあります。

・粒綿
繊維が粒状になっているのでぬいぐるみなどに詰めやすく、生地に均一に詰めることができます。

・テトロン綿
帝人と東レの共同商標のポリエステル繊維の綿です。手芸綿として売られているポリエステルの綿より多少硬さがあります。コシが強いのでクッションに入れるとヘタリなく使えます。

手芸綿で作れるもの

手芸綿で作れるものはぬいぐるみや人形、クッションの他にこんなものがあります。

・ピンクッション
待ち針や縫い針を刺しておく針山です。ピンクッションにいれる綿は滑りがよく錆の発生を抑えるシリコンコーティングされたポリエステル綿が最適です。

・編みぐるみ
毛糸で編んだぬいぐるみの中に入れるので硬さのあるテトロン綿が最適です。

・リングピロー
結婚式のときに指輪をのせておくための小物アイテムです。サテン生地の中に綿を入れて作ります。入れる綿はポリエステルの柔らかい綿がよいでしょう。

・子供のおもちゃ
フェルトで作るおもちゃです。ふんわりと仕上げるのに綿を詰めて仕上げます。主にポリエステルの綿を詰めて作ります。布の生地に詰めて柔らかいものを作りたい場合はコットン綿を使うとよいでしょう。

手縫いでの縫い方を考えてみよう

ハンドメイドで小物を作ろうと思った時、手縫いで作ってみたいけど、手縫いだとすぐにダメになりそう、と心配になったことありませんか?服飾の専門学校に行って専門的な知識のある方ならばそんな心配はしないでしょう。ハンドメイドをすでに始められている方は、きっと本や雑誌などで確認しながら縫っている方が多いと思います。けれども、実際にどういう縫い方があるのかしっかりと把握している方は少ないはず。今回は、そんな縫い方について、ご案内させていただきます!

縫い方の種類

基本的な縫い方は、「なみ縫い」「半返し縫い」「本返し縫い」「たてまつり縫い」「流しまつり縫い」があります。なみ縫いは裏も表も同じ針目で等間隔に塗っていくのがポイント。一刺しごとに抜かずに何針か縫い進めてから針を抜きましょう。チャコペンシルで直線を下書きするとまっすぐ縫うことができます。「半返し縫い」は、ひと針ぬったら、半針もどして縫います。これの繰り返し。こちらはひと針ごと針を通します。表から見るとなみ縫いのように見えますが、裏から見ると糸が重なってみえます。柔らかい縫い方なので、伸縮性のある布の場合に有効な縫い方です。同じ縫い方が「本返し縫い」。こちらは、ひと針進んだらひと針返しながらぬっていきます。表から見るとミシンで塗ったような縫い目で、裏から見ると半返し縫いのように糸が重なって見えます。とても丈夫な縫い方なので、ミシンと同様ほつれた個所にも使える縫い方です。「たてまつり縫い」は、縫い目が布端に対して垂直となるように縫い付ける方法です。どちらかというと縫うというより、留めるというイメージですね。最後に「流しまつり縫い」。これは、縫い目が表から目立たない方法です。1針目は、布端の縫い代の裏から表に針を出し、5㎜程度先の織り糸を1・2本すくい上げ、縫い代の裏から針を出すという方法です。すくい上げる織り糸を多くすると表の見た目に響くので注意です。手縫いの方法をおさらいしたところで、次に針はどんなものを使えばいいのか見ていきましょう。

針はどんなのがオススメ?

手縫いの針には、和針と用針の2種類があり、名前や数字が違います。数字が小さいほど太くなり、大きいほどほそくなりますのでご注意を。針を選ぶポイントは、太さと長さ。太さは布の織り糸の太さによります。厚地は太い針で、薄地は細い糸。そうですよね。薄地に太い針を使ってしまったら、針の通した穴が大きく開き気になってしまいますよね。長さは、使い勝手が良い長さを選んでください。例えば、ボタンの取り付けだったら長いほうが持ちやすいしひきぬきやすい、そんな感覚で選んでもらって大丈夫です。もちろん薄地の布を縫う場合は、細くて長い針で行うのがベスト。デリケートな素材を縫うときやパッチワークなどまつるときは細く短い針のほうが便利です。