化繊や綿テープの持ち手

カジュアルな鞄やスポーティな鞄を作る時に用いられる持ち手です。特に化繊のテープは処理が簡単なのでショルダーバッグやリュックサックを作るのに重宝されます。カラフルな色が揃うので子供用の鞄を作るのにも適しています。

革の持ち手

革の持ち手を用いれば、おしゃれで高級感のある鞄を作ることができます。ひも状になったものから中央部分にかけて両端を縫い合わせて丸みを持たせた作りのものもなどがあります。市販の持ち手を使えば革を成形する必要がないので手軽に取り付けられます。

取り付けに使う金具

鞄に持ち手を取り付けるにはさまざまな金具を使います。主要なものを簡単にご紹介していきましょう。

・Dカン
一方が丸みを持ったDカンはフック状になったナスカンを取り付けたりデザインとして鞄側のひもと持ち手の間に取り付けたりします。

・角カン
角カンはその名の通り四角い形をした角のあるカンです。鞄と持ち手とをつなぐ役目をします。ショルダバッグを取り付けるとき

・手カン
手カンは鞄の持ち手をつなぐための装飾性の高いカン金具です。Dカンの形のものや角カンの形のものがあり、持ち手を通す部分は簡素に作ってありますが側面には厚みが付けてありデザイン性のある形をしています。

・ナスカン
ナスカンを使えば取り外しのできる持ち手を作ることができます。デザインとして用いるのもいいですし、ハンドバッグとショルダーバッグの2WAYバッグにすることもできます。ナスカンを使うときには鞄側にDカンを取り付ける必要があります。

・移動カン
移動カンは主にショルダーを作るときに使います。持ち手のひもの長さを調整できるようになるので便利に使うことができます。ひもに角カンなどを取り付けるには、まず中心の送りにひも縫い付けてから片方のカンを通して移動カンの中を通すように戻して反対側にカンを取り付けます。

・カシメ
カシメはDカンなどの金具を鞄にとめるのに使います。Dカンなどに通した革のテープや化繊や綿のカバン用テープを縫い付けると共に強化のためにカシメを取り付けます。カシメを取り付けることでデザイン性も上がりおしゃれなバッグを作ることができます。

・ハトメ
ハトメは鞄に穴を開けハトメの金具を取り付けそこにロープひもなどを通して持ち手にします。ハトメ抜きを使って生地に穴を開けてから取り付けてください。

その他の持ち手

・バンブーの持ち手
竹を加工して作られた持ち手は趣のある鞄を作ることができます。丸い形をしたものやU字型のも、逆U字型のものなどがあり、樹脂製のものに比べて涼やかな印象を持った鞄が出来上がります。

・樹脂素材の持ち手
樹脂製の丸いリング型の持ち手はカラフルな色を使えばPOPな鞄を作れ、べっ甲色や黒や茶色を用いればシックな鞄が作れます。毛糸で編んだものやツイード生地のものとも相性が良くいろいろな素材に合わせると面白い表情を見せてくれます。

・木製の持ち手
変わった持ち手として木製の持ち手もあります。アンティークな鞄やナチュラル感のある鞄が作れ素朴な風合いをもつ持ち手です。多くは鞄の口部分の生地を木の隙間に通して縫い合わせて作りますが、中にはU字型のものを革のテープなどで鞄にとめ付けて作るものもあります。今流行りのズバゲッティで編んだ鞄と組み合わせても素敵ですよ。

レザーにファスナーを縫い付ける

レザーを使ったレザークラフトは凝り出すと奥が深いですが、簡単にミシンで縫って作るだけでも高級感のある仕上がりで革の良さを楽しむことができるハンドクラフトです。柔らかい革なら家庭用のミシンでも縫うことができるのでファスナーを縫い付けてポーチを作ってみましょう。

ミシンで縫うために必要な物

ミシンで革を縫うためには専用のミシン針や革用のミシン糸を使いテフロン押さえに変えて縫う必要があります。また、低額の簡易的なミシンでは壊れてしまう恐れがあるので、金属製の部品を使った重たい頑丈なミシンを使って縫うことが基本です。硬い革だと壊れやすいので柔らかい生地を使いましょう。

目打ちで穴を開けておいてからミシンを手回しで開けておいた穴に針を刺して縫っていく方法もあります。少し手間はかかりますが、これなら簡易的なミシンでも縫うことができます。

化粧ポーチを作ってみよう

では化粧ポーチを作ってみましょう。ファスナーを生地の端に縫い合わせるだけでなので簡単に作れます。マチを付ければ底に厚みが出るので使いやすいですよ。

【用意する物】
・革の生地
・革用ミシン針
・革用ミシン糸
・テフロン押さえ
・ファスナー

【作り方】
1.革の生地にファスナーを縫い付けます。
2.裏返して両脇を縫い底と脇の縫い目を合わせてマチを縫えば完成です。

おしゃれなカラーの革の生地を使えばすてきな化粧ポーチに仕上がります。スエード生地は生地の表面がサンドペーパーなどで毛羽立たせてある上品な革で化粧ポーチにおすすめです。

革を縫うときのコツ

革を縫うときはあらかじめ革用の接着剤で生地同士を貼り合わせておいてから作業をするとやりやすくなります。革用の接着剤と言えば3Mのスコッチ(R)強力接着剤 皮革用やコニシのボンドG17などが有名です。接着する場合に塗ってすぐに貼り付けるものと生乾きにしてから貼り合わせるものとがあるので気をつけてください。

こんな物も作ってみよう

ファスナーを使った革のアイテムと言えばさまざまな種類があります。筆入れならポーチより少ない長さの生地で作れます。四角形や三角形の2辺にファスナーを縫い付ければ小銭入れも作れてハギレを活用できるサイズなので初めて作る人も挑戦しやすいです。慣れてくればファスナー付きの長財布を作るのも夢ではありません。

ファスナーの種類について

ファスナーの種類には大きく分けて3つの種類があります。エレメント(噛み合う部分)が金属製のものとコイル状の樹脂でできているもの、樹脂のエレメントがテープに射出成型されたビスロンファスナーです。革製品に使うなら金属製やビスロンファスナーを使うと良いでしょう。

ファスナーの開き方にもいろいろあり基本はスライダーが下止で止まる止製品がほとんどです。スライダーを下すと左右のテープが外れる開製品はジャンバーなどの上着を作る時に主に使われます。スライダーが2つ付いた頭合わせは中央から開くことができるのでリュックサックやウエストポーチなどのバッグ類を作るときによく使われます。

ファスナーは20cmや30cmなど決まった長さで売られていますが、自分でエレメントを外して長さを調整することも可能です。ペンチでエレメントを外した後に上止の金具を取り付ければ完成です。意外と簡単にできるので挑戦してみてください。