羊毛フェルトマスコットの練習用としてよく作られるフェルトボールには、実は様々な使い道があります。そのためにフェルトボールをわざわざ作っている人がたくさんいるほどです。
フェルトボールの作り方と、フェルトボールを使った簡単な小物やアクセサリーを紹介します。

フェルトボールの基本の作り方と簡単に作る方法

羊毛フェルトの練習として作られるように、羊毛を専用の針で突き固めるのが基本の作り方です。100円ショップでも材料や道具が購入できます。
フェルトボールだけをとにかく作りたいなら、石鹸水を使った作り方が早くて便利です。作り方は羊毛をあらかじめ丸くまとめ、ぬるま湯500mlあたり洗剤5、6滴入れた石鹸水に入れて手で転がして丸めるだけです。しっかりと丸まったら石鹸水をすすいで一日程度乾かして完成です。

フェルトボールでハンドメイドする吊るし細工とモビール

フェルトボールを吊るして作るインテリア小物です。窓辺や子供部屋などに飾ってみてください。

材料
□フェルトボール
□手縫い糸、針
□(モビールを作る場合)糸を結ぶ棒、たこ糸
木の棒や枝、ワイヤーの端を丸めたものなど好きな素材を使ってください。

作り方
① 手縫い糸に針をつけ、糸の端を一結びしておきます。結び目から出た糸はカットします。
② フェルトボールをひとつ通し、結び目で止めます。同じように間隔を開けて結び目を作り、フェルトボールを止めていきます。作りたい長さまでこれを繰り返します。
③ 吊るし細工の場合は糸の上端でフックなどに引っ掛けるための輪を作って完成です。モビールの場合はこれを2つ以上作り、棒の両端に結びつけてから棒の中心にたこ糸を結びつけ、好きな位置で輪を作って端を切ります。輪を持ってぶら下げ、バランスが取れる位置にたこ糸を移動させれば完成です。

棒を2~3本使ってモビールを組み合わせると、さらに華やかな印象のインテリア小物になります。また羊毛フェルトに慣れた人なら羊毛フェルト専用ニードルで模様をつけても面白い仕上がりになります。

フェルトボールでハンドメイドする鍋敷き

フェルトボールの厚みを利用して鍋敷きを作ります。小さめに作ればコースターにもなります。

材料
□フェルトボール
□手縫い糸、針

作り方
フェルトボール1つに糸を通し、そこから別のボールをぎっしりと平たい円になるように縫い付けていきます。一周したらまたその外側にボールを円状に縫い付け、これを作りたい大きさまで繰り返します。最後に糸を目立たない場所で玉結びしカットすれば完成です。

フェルトボールとUピンでハンドメイドするヘアアクセサリー

材料
□フェルトボール
□Uピン

作り方
Uピンを軽く開き、フェルトボールを通してカーブの真ん中で止めるだけです。小さいものをいくつも作ってまとめ髪に挿すときれいです。

フェルトボールでハンドメイドするピアス

材料
□フェルトボール
□フェルトボールより一回り小さい丸型ビーズ
□Tピン、9ピン
□ピアス金具

作り方
① フェルトボールにTピンを刺し、上を丸ヤットコで丸めます。ビーズは9ピンで同じように片側を丸めます。
② フェルトボールとビーズをピンで繋ぎ、ビーズのピンをピアス金具と繋いだら完成です。

子供も大人も楽しめるフェルトマスコットをハンドメイドする方法

フェルトのマスコットといえば最近は羊毛フェルトを針で突いて形を作っていく羊毛フェルトのマスコットが人気ですが、シート状のフェルトを巻きかがりしながら縫い合わせる昔ながらのフェルトマスコットはどこか懐かしい味わいです。フェルトマスコットの作り方と活用方法を紹介します。

フェルトを縫い合わせるマスコットの作り方

フェルトはほつれ処理のいらない生地なので、縫い合わせて裏返したりする工程は不要です。アップリケにも使われるブランケットステッチやかがり縫いを利用して周囲を綴じていきます。通常綴じるのとは違って縫い目は隠さないので、ひと目ひと目丁寧にかがってください。

材料
□フェルトシート
□手芸用綿
□刺繍糸
□マスコットに使うさし目などのかざり
□接着剤

作り方
① 作りたいマスコットの形にフェルトシートを切り抜きます。いくつかのパーツが必要な場合はすべてはじめに切り抜いておきます。例えばうさぎのマスコットを作る場合はうさぎの形の土台2枚と耳裏パーツ2枚が最低必要です。
② 刺繍糸を1本取りにし、細かいパーツを土台にたてまつり縫いで縫い付けます。ひげなどもこのときに刺繍糸で縫っておきます。
③ 巻きかがり縫いかブランケットステッチで土台の2枚を綴じていき、残り3cmになったら綿を入れて最後まで縫い綴じます。
④ 目打ちで目の箇所に小さい穴を開け、さし目に接着剤をつけて差し込みます。

動物はもちろん、花や食べ物、文房具などの日用品も可愛らしいマスコットになります。

フェルトで作るいちごのネーム付きマスコットチャーム

子供のバッグやランドセルに簡単に付けられるネームチャームです。いちご以外でも子供が好きなものの形で作ってあげてください。複数作る場合には型紙を作っておくと便利です。

材料
□フェルトシート 赤、緑
□刺繍糸 赤 黒、緑
□出来上がったチャームに縫い付けられる程度の大きさの綿テープ
□ボールチェーン、ボールチェーン用コネクタ

作り方
① 赤のフェルトシートをいちご果肉の形に2枚、40mm×7mmに1枚カットします。緑のシートからはいちごのへたの形を2枚カットします。
② いちごの果肉の表面に黒の糸で種を刺繍し、綿テープをたてまつりで縫いつけます。
③ いちごの果肉にへたを緑の刺繍糸でたてまつりします。そのまま糸と針を換えずにへたの部分を巻きかがり縫いして綴じていきます。
④ へたの上部中心に40mm×7mmで切っておいた赤のフェルトを輪にして挟み、一緒に綴じます。
⑤ へたの部分を綴じ終えたら糸を赤に換え、いちごの果肉部分を綴じていきます。半分以上綴じたところで綿を入れ、最後まで綴じ終えます。
⑥ ボールチェーンを適度な長さにニッパーでカットし、上の輪に通してコネクタで繋げます。
⑦ 綿テープに名前を書き込みます。

フェルトのマスコットで作るクリスマスツリーのオーナメント

クリスマスツリーを、上のいちごのマスコットと同様に作ったフェルトマスコットのオーナメントで飾ります。他にもリースに飾り付けたりガーランドに吊るしたりと様々に飾り付けて楽しんでください。ひとつひとつにそれほど手間がかからないのも魅力です。靴下、スター、サンタクロース、スノーマン、キャンディスティック、ジンジャーマン、スノークリスタル、キャンドルなどがお勧めのオーナメントです。
また同じようにフェルトマスコットのオーナメントで七夕やハロウィンを楽しむのもお勧めです。

まとめ

フェルトで作るマスコットは素朴でやさしい雰囲気があり、子供だけでなく大人も楽しめる魅力を持っています。ミシンや特別な道具がなくても、誰でも簡単に作れるのもフェルトマスコットのいいところです。フェルトや刺繍糸は100円ショップでも揃えられますので、気軽にフェルトマスコットに挑戦してみてください。