今、レジンクラフトの人気が上がっていることは皆さんもご存知ですよね。作るのが難しかったり材料が高いといったイメージの壁が、100均によって壊されたことで誰でも安く簡単に始めることができるようになりました。しかし、安いもの安いもので利点と不利点があります。これから100均レジンを始めようとしている初心者の方には100均レジン液について特に知っておいて欲しい事をお伝えします。

100均レジン液の特徴と弱点

100均レジン液の特徴と言えばやはり安いことでしょう。これはレジンクラフトユーザーのたいていの方ならそうおっしゃることでしょうが、実はコストと手軽さとは反対に弱点が存在します。

実は100均レジン液は硬化した後の発色変化に非常に弱いのです。実際使ってみると分かることなのですが、レジンクラフトを長くされている方は作品を作って間もないくらいに黄変しやすいといいます。やはり紫外線への対応レベルが100均レジン液では追い付いていないということです。

もう一つは100均レジン液は臭いにクセがあり非常にキツいということです。クラフトユーザーによっては作品を仕上げて次の日に身につけると身体からレジンの臭いがすると明らかに分かるくらいの異臭を発していたそうです。その臭いも人によってはひどい頭痛を起こすくらい健康に影響を与えてしまうケースもあります。

次に仕上がった後もべたつきが気なるという点です。硬化した後もべたつきが少し残っているという声もあります。作品によってはレジン部分が直接肌に当たるような作品には向かないこともあります。

そして次が一番知っておいて欲しいことが、レジンにもアレルギーがあるという点です。しかし、これは人にもよるということと100均レジン液だけではないということも頭に入れておいてください。レジンアレルギーは触っている指の腹部分から始まることが多く、水膨れやひび割れや痒み痛みを発します。ちなみに一度なってしまうと治らず、臭いをかぐだけでも症状を発するほどになってします。

しかし、ご安心ください。これらの弱点はきちんと予防と対策法がありますので、それらをきちんと守れば楽しくレジンクラフトを楽しむことが出来ます。

対策・予防

まずレジン液が黄変しやすいことについては、具体的な解決策はありません。それが100均レジン液の特性なのでここは残念ながら割り切るしかありません。

次に100均レジン液ならではの異臭については、一つの作品に対してなるべく少量で使うこととこまめな換気と作業をする際はマスクを着用することです。

べたつきの解決法はシャワーシートです。シャワーシートでレジンを拭くとべたつきが薄れていくというちょっとした裏技があります。ぜひ試してみてください。

そしてレジンアレルギーの対策法は、まず皮膚の弱い所に保湿クリームを塗ることです。これは非常に大事なことです。目の周りや鼻の周りなどくまなく隅々まで塗り、手袋をしてマスクを着用することが一番の対策法となります。

100均レジンで楽しむためのアレンジ材料

レジンは100均で買ってそれだけでも楽しむことは出来ますが、何度かそれをしているとどことなく味気無さを感じる時が来る場合もあります。アレンジを入れることでバリエーションも製作技術も発想力も向上します。レジンはアレンジで完成度や高級感が変わるといっても過言ではありません。そこで今回は100均レジンのアレンジに使う材料をご紹介します。

大活躍する材料

まずは、ビーズです。ビーズはレジンと非常に相性が良く100均でも様々な種類を揃えることができるコストパフォーマンスも素晴らしいです。もともとはレジンに使用するものではありませんが、レジンの封入にも使いやすいという利点から多様化されました。もちろん使い方に限りはなく、透明感のあるグラスビーズや真珠をモチーフにしたパールビーズや少し大きめのアイロンビーズなどを使って、全体を埋め尽くすように封入したり別の材料との組み合わせでちょっとしたアクセントに使うことも出来ます。

続いて天然石です。天然石は残念ながら100均では売ってはいませんが、手芸専門店では割とリーズナブルな価格で販売されているところもあります。ビーズのように加工されている天然石もありますが、ビーズとの違いは石一つ一つが同じ模様ではないのと大きさが不揃いであるところです。それは天然石ならではの特徴で良い所でもあるということで、本来はアクセサリーを作るものなのでレジンでアクセサリーを作る時もおススメの材料です。

さらに、ビーズや天然石とジャンルは似ていますが100均でも購入できるスパンコールとラインストーンもレジンクラフトの良いアレンジ材料です。特徴はキラキラした素材感だというところで、ビーズや天然石との大きな違いでもあります。

同じようなものをもう一つ挙げさせていただくなら、グラスサンドという水槽の底などに使われる人口砂のようなものもレジンに封入するというアレンジ法もあります。グラスサンドの特徴はビーズのようにレジンに色映えしやすい素材感であることと大きさが不揃いであることが特徴です。しかもカラーバリエーションも豊富なのでビーズがなくなったりビーズ以外のものを使いたいという気になればグラスさんで応用してみるというのも手段の一つです。

次にドライフラワーです。封入することで品質を保ってより綺麗に見せることが出来る材料です。しかもドライフラワーは一つ一つ表情が違うので複数作っても全く同じものには仕上がらないという特徴があります。

買わなくても良い材料

100円ショップや手芸専門店へ行って購入しなくても、タダで入手し使うこともできる材料もあります。

その一つが貝殻です。貝殻はお店でも販売されていますが、海岸近くに住んでいらっしゃる方ならタダで入手することができます。貝殻を使って作るデザインはやはり海をイメージしたレジンですよね。

続いては卵の殻もレジン材料として使うこともあります。まさかと驚く方もいるとは思いますが、実は良いアクセント材料として使うことが出来ます。その利点は一つ一つ形も大きさも決まっていないので、その分自由度が高いというところです。ぜひ使ってみて欲しいです。

まとめ

この弱点と対策法から分かることは、100均レジン液そのものの液質を変えることは出来ないということです。つまり使う人が物理的な処置をしないことには解決出来ないということです。間違っても100均レジン液とそれ以外の液を混ぜたりするようなことは絶対しないでください。安いにはそれ相応の理由があります。しかし、むやみに怖がったりせずに利点と不利点の知るべきことをきちんと知ってから楽しくレジンクラフトをしましょう。

他にもまだまだこんなものじゃない、いろんな物をアレンジに使うことができます。こんなものまでつかえるのかと驚くような材料を使ったレジン作品も今後どれだけ出てくるか楽しみですね。