ランニングステッチ

刺繍クラフト初心者さんでも簡単なのが、ランニングステッチです。小学校の家庭科の授業で波縫いの経験があればできます。同じ縫い方です。等間隔で走るがごとくに縫い進めていく単純なものです。図案の輪郭を縫ったり、中を埋めたりするのに使われています。気を付けることは表布に見えている糸の長さと裏を通っている糸の長さを同じにすることです。

バックステッチ

これもランニングステッチができれば簡単に縫うことができるステッチです。その名の通り前には進まず、まずは後ろにバックして、戻った分の倍の長さ分、先へ針を出します。するとステッチがつながって見えるようになります。ランニングステッチでは間隔があいていた部分が糸で埋まった状態です。家庭科で習う本返し縫いと同じことです。ランニングステッチ同様に輪郭線に使われています。

アウトラインステッチ

アウトラインとは英語で輪郭を意味します。針を表に出したらバックして縫い、また先ほどの縫いはじめの箇所から針を出し、最初の縫い目の倍の長さになるように針を落とします。また前の縫い目につなげるように同じ箇所から針を出しては倍の長さになるように右へ右へとバックして縫っていくやり方です。輪郭線に使われます。

チェーンステッチ

チェーンステッチとは縫い目が鎖のように見えることからそう呼ばれています。針を出したら輪を作り、最初の針穴に落とします。今度は裏から出した針先に作った輪っかの糸を左から右へ通しておき、また輪をつくり元の針穴に入れます。それを続けていくとチェーンのように見えてきます。きれいに見せるコツは輪っかの大きさを揃えるように縫うことです。慣れないうちは不揃いになってしまいますが練習すれば大丈夫です。図案の輪郭や中を埋める時に使います。

サテンステッチ

刺繍クラフトの作品できれいなモチーフの面によく使われているステッチです。縫い目が揃っていると本当にサテンのようにきれいな艶が出て見える刺し方です。面を埋めるようにぴったりと刺してあります。サテンステッチは2段に重ねて刺すものなので、まず1段目をやる時は図案のやや内側を刺すようにして2段目の針穴が通る部分を空けておくようにします。1段目は縫い目の間隔は多少空けてさして大丈夫です。2段目になる時は糸の方向が1段目の縫い目にクロスするように気を付けて、縫い目の間隔を空けないように図案の輪郭に沿わせて丁寧に刺していきます。2段になっているので他のステッチより立体的になります。

リーフステッチ

刺繍によくあるお花のモチーフに欠かせない葉っぱの部分などによく使われるステッチがリーフステッチです。刺し方の進行方向は葉先から付け根に向かうようにします。葉脈の中心に添うようにまず1目刺したら、今度は左側の葉脈にあたる部分の輪郭部分から針を出します。次に右側の葉脈と輪郭線のあたる部分に針を落とし、中心の葉脈のステッチと同じ箇所から針を出します。後は繰り返していくと、中央と左右の葉脈がきれいにできて葉っぱらしくなります。

フレンチノットステッチ

ポチッと小さな丸いステッチでお花の中心やお人形の目などに使われているステッチです。時間はかかりますが動物の毛を表現するために面として図案の中を埋めるのに使うとふわふわした雰囲気にもなります。ノットの大きさは糸を巻き付ける回数や引き方によってもボリュームの調節ができます。針を出したら2回巻き付けて元の針穴のそばに針を半分だけ入れ玉を作るように糸を引いてから針を全部裏へ通すと、丸い小さなフレンチノットステッチができます。何個かまとめると、これだけで可愛い花を表現することもできます。

ラベルシールを使って

ラベルシールを使えば自分でデザインしたラベルを作ることができます。好きな形に作りたい場合は切れ目の入っていないタイプのラベルシールにプリンターで印刷してから型通りにハサミで切り取ります。

四角い形をしたものを作る時はあらかじめ切れ目が入れてあるラベルシールに専用のアプリを使って印刷します。専用のアプリには『ラベル屋さん.COM』や『らくちんプリント』などがあり、無料でダウンロードして使うことができます。アプリは市販されている多くのラベルやカードの用紙に対応しているので幅の計算をしなくてもきれいに印刷することができます。自分にあった使いやすいアプリをダウンロードして使ってください。

ラベル屋さん.COM…3M社のアプリ
600種類以上のラベルやカード用紙に対応

らくちんプリント2.0…ELECOM社のアプリ
ELECOM社のラベルやカード用紙に対応

デザインを決める

まずはデザインをしてみましょう。紙に手描きで描いてみて色付きにする場合は色鉛筆で色を塗るとイメージがしやすいです。次にパソコンで下書きを元に作成します。手書き風にしたい場合はスキャナで取り込んで作る方法もあります。自分でデザインするのが苦手な人は枠専用のデザイン集も売られています。無料でダウンロードできるサイトもあるので活用してみましょう。また、ラベル用のアプリにはテンプレートが用意されているのでデザインしなくても立派なラベルが作れます。

おしゃれなデザイン

自分でデザインしたい、こだわり派のあなたに参考になりそうなラベルのデザインをご紹介します。

・リボンの飾り枠でレトロ感のあるラベル

・手書き風の花枠でナチュラル感のあるラベル

・黒地に白抜き文字でモダンなデザイン

・透明なラベルシールに文字だけのシンプルラベル

ご紹介したものはごく一部ですが、自分の好みのデザインや貼りたいものに合ったデザインを選びたいですね。

ラベルの使い道

ハンドクラフトで使うラベルと言えば出来上がった商品を袋に入れたり、箱に入れたりした後に包装として使うラベルシールです。美しくそして個性的に包装するのにラベルは大活躍してくれます。例えば商品を入れた袋の表面に屋号や商品名を入れたラベルを貼り付けたり、袋を閉じたときに貼るのにも使えます。カード用の用紙に印刷すれば手作りのメッセージカードにもなり、作り手の思いを伝えるツールにもなってくれます。

他にはハンドクラフトをするときに使う材料やパーツなどを分類して収納しておくときにラベルを使うと便利です。ガラス瓶やスチール缶などに貼って使えば見た目にもおしゃれできれいに片付けることができます。

こんなものをおしゃれにラベリング

手作りのラベルでおしゃれに決まるものをご紹介します。

・シャンプーやリンスのボトル
市販のシャンプーやリンスのボトルではちょっと、という人は何も貼られていない状態で売られているボトルを使うといいでしょう。100均でもよく目にします。そこにラベルシールを使ってデザインしたラベルを貼り付けるとバスタイムも一層楽しめます。

・塩や砂糖などの入れ物
ラベリングして揃えたいのはキッチン周りのもの、特に調味料ですね。いつも使っている塩や砂糖の入れ物にデザイン性の高いラベルを貼るだけで程よく生活感を隠してくれます。ストック用のガラス瓶に貼ってもいいですね。入れ物によってデザインを揃えると統一感が出ておしゃれなキッチンになります。

・掃除用洗剤
上級者になってくると掃除用の洗剤や洗濯用の洗剤も買ってきたボトルに詰め替えて手作りのラベルを貼っておしゃれに、そして色を揃えるなどして統一感を出す工夫をしています。市販のボトルのままではどしても生活感が出てしまいますよね。

・ファイルケース
ファイルケースは棚の中をすっきりと整頓させるのにピッタリです。背には手作りのラベルを貼ります。文字や数字、分かりやすいようにイラストをデザインするなどのアイデアもあります。