フェルトのマスコットといえば最近は羊毛フェルトを針で突いて形を作っていく羊毛フェルトのマスコットが人気ですが、シート状のフェルトを巻きかがりしながら縫い合わせる昔ながらのフェルトマスコットはどこか懐かしい味わいです。フェルトマスコットの作り方と活用方法を紹介します。

フェルトを縫い合わせるマスコットの作り方

フェルトはほつれ処理のいらない生地なので、縫い合わせて裏返したりする工程は不要です。アップリケにも使われるブランケットステッチやかがり縫いを利用して周囲を綴じていきます。通常綴じるのとは違って縫い目は隠さないので、ひと目ひと目丁寧にかがってください。

材料
□フェルトシート
□手芸用綿
□刺繍糸
□マスコットに使うさし目などのかざり
□接着剤

作り方
① 作りたいマスコットの形にフェルトシートを切り抜きます。いくつかのパーツが必要な場合はすべてはじめに切り抜いておきます。例えばうさぎのマスコットを作る場合はうさぎの形の土台2枚と耳裏パーツ2枚が最低必要です。
② 刺繍糸を1本取りにし、細かいパーツを土台にたてまつり縫いで縫い付けます。ひげなどもこのときに刺繍糸で縫っておきます。
③ 巻きかがり縫いかブランケットステッチで土台の2枚を綴じていき、残り3cmになったら綿を入れて最後まで縫い綴じます。
④ 目打ちで目の箇所に小さい穴を開け、さし目に接着剤をつけて差し込みます。

動物はもちろん、花や食べ物、文房具などの日用品も可愛らしいマスコットになります。

フェルトで作るいちごのネーム付きマスコットチャーム

子供のバッグやランドセルに簡単に付けられるネームチャームです。いちご以外でも子供が好きなものの形で作ってあげてください。複数作る場合には型紙を作っておくと便利です。

材料
□フェルトシート 赤、緑
□刺繍糸 赤 黒、緑
□出来上がったチャームに縫い付けられる程度の大きさの綿テープ
□ボールチェーン、ボールチェーン用コネクタ

作り方
① 赤のフェルトシートをいちご果肉の形に2枚、40mm×7mmに1枚カットします。緑のシートからはいちごのへたの形を2枚カットします。
② いちごの果肉の表面に黒の糸で種を刺繍し、綿テープをたてまつりで縫いつけます。
③ いちごの果肉にへたを緑の刺繍糸でたてまつりします。そのまま糸と針を換えずにへたの部分を巻きかがり縫いして綴じていきます。
④ へたの上部中心に40mm×7mmで切っておいた赤のフェルトを輪にして挟み、一緒に綴じます。
⑤ へたの部分を綴じ終えたら糸を赤に換え、いちごの果肉部分を綴じていきます。半分以上綴じたところで綿を入れ、最後まで綴じ終えます。
⑥ ボールチェーンを適度な長さにニッパーでカットし、上の輪に通してコネクタで繋げます。
⑦ 綿テープに名前を書き込みます。

フェルトのマスコットで作るクリスマスツリーのオーナメント

クリスマスツリーを、上のいちごのマスコットと同様に作ったフェルトマスコットのオーナメントで飾ります。他にもリースに飾り付けたりガーランドに吊るしたりと様々に飾り付けて楽しんでください。ひとつひとつにそれほど手間がかからないのも魅力です。靴下、スター、サンタクロース、スノーマン、キャンディスティック、ジンジャーマン、スノークリスタル、キャンドルなどがお勧めのオーナメントです。
また同じようにフェルトマスコットのオーナメントで七夕やハロウィンを楽しむのもお勧めです。

まとめ

フェルトで作るマスコットは素朴でやさしい雰囲気があり、子供だけでなく大人も楽しめる魅力を持っています。ミシンや特別な道具がなくても、誰でも簡単に作れるのもフェルトマスコットのいいところです。フェルトや刺繍糸は100円ショップでも揃えられますので、気軽にフェルトマスコットに挑戦してみてください。