手芸で用いる樹脂粘土は薄く伸ばしても切れにくく、乾くと弾力がある仕上がりになります。花やスイーツを作る人に愛用されている粘土です。
樹脂粘土で作る、花をモチーフにした小物の作り方をまとめました。

樹脂粘土で小物を作る際に必要な道具

樹脂粘土細工に必要最低限の道具は以下の通りです。

・粘土板(クリアファイルで代用可)
・のばし棒
・アクリル絵の具
・木工用ボンド
・はさみ、カッター
・爪楊枝
・食器洗い用スポンジ

また他にも粘土の細かい部分を作る細工棒や、花びらや葉の型など様々な道具があります。たくさん作るようになったら買い揃えると便利です。

樹脂粘土で作る花小物 桜のミニリースの作り方

材料
□樹脂粘土
□アクリル絵の具(赤、茶、黄)
□極小サイズのペップ(花芯パーツ)先端が黄色のもの
□フラワーアレンジメント用の茶色のワイヤー
□フラワーアレンジメント用の茶色のフラワーテープ

作り方
① ペップの先端から1cmに切ったものを150本用意します。
② 樹脂粘土に楊枝を使って黄色の絵の具を混ぜ、米粒2つ程度の分量をワイヤーの端にさして1cmほど覆うように伸ばします。先端にはペップを揃えて6本刺します。これを30本作ります。
③ 樹脂粘土に楊枝で少しずつ赤の絵の具を混ぜ、ピンク色の粘土を作ります。ビー玉の3分の1ほどの量を取り分けてドロップ型を作り、膨らみのある方をカッターで5等分したら先の細い細工棒で1枚ずつ花びらを作ります。細工棒がない場合は先端が丸くなっている極細筆の柄でも代用できます。五弁の花の形ができたら先端をはさみでV字にカットします。
④ ワイヤーの下から花を差し込み、ペップが内側に入るよう花の形を整えます。赤と茶の絵の具で同様にしてがくも作り、花の下に刺したらその下にボンドを少しつけて固定します。これを30個分作り、ワイヤーをスポンジに刺して乾かします。
⑤ 花より少なめに取り分けたピンクの粘土で楕円形を作りワイヤーに刺します。上をはさみで2~3箇所浅く切り、下からがくを差し込んでボンドで留めます。これがつぼみになります。10本作ります。
⑥ 花6本、つぼみ2本をひとまとめにし、段差をつけながらワイヤーをフラワーテープで巻いて1本にまとめます。これを一枝とし、5枝分作ります。
⑦ 枝を曲げながら別の枝を重ねてワイヤーで巻いていきます。5枝で一周させ花が等分に見えるよう整えて仕上げます。

樹脂粘土で作る花小物 あじさいの小鉢の作り方

材料
□樹脂粘土
□アクリル絵の具(青や紫、緑)
□フラワーアレンジメント用の緑色のワイヤー
□フラワーアレンジメント用の緑色のフラワーテープ
□瀬戸物の小鉢

作り方
① 樹脂粘土に緑の絵の具をほんの少量混ぜ、米粒半分ほどの大きさに丸めて10cmにカットしたワイヤーの先端に刺します。これを30本作ります。
② 樹脂粘土に青や紫などの絵の具を混ぜてあじさいの色を作り、長さ1cmほどのドロップ型にして膨らみのある方をカッターで深めに4等分します。細工棒などで分けた粘土を広げてあじさいの花の形を作ります。
③ ワイヤーに下から差し込み、先端につけた緑の玉にぴったりと寄せてボンドで固定します。30本分これを作り、スポンジに刺して乾かします。
④ 濃い緑の樹脂粘土を作り、薄く伸ばしてはさみであじさいの葉の形にカットします。ワイヤーを葉の根元から先端近くまで届くように葉の中心に軽く埋め、細く伸ばした粘土で葉脈のように覆います。楊枝で他の部分にも葉脈の筋を入れます。これを3本作ります。
⑤ あじさい10本と葉を束ね、ワイヤーをフラワーテープで巻きます。これを3束作ります。
⑥ 小鉢に樹脂粘土の塊を入れ、隠すようにそこにあじさいを刺します。ワイヤーが長すぎる場合はペンチでカットしてください。

樹脂粘土で作る花小物 バラのトピアリーの作り方

□樹脂粘土
□アクリル絵の具(好みの色、茶)
□発砲スチロール製のボール 直径5cm
□丸ピン
□太めのワイヤー
□ジャムなどの小瓶
□カラーサンド

作り方
① 樹脂粘土に絵の具で色をつけ、直径5mmの玉程の量を取り分けて薄く伸ばしバラの花びらの形にします。これを花一輪につき7、8枚作ります。
② 丸ピンのボールを包むようにボンドをつけながら花びらを巻き付けてバラの形を作ります。粘土が乾いたらバラから出ているピンを1cmほどの長さにカットします。このバラを発砲スチロールボールが覆えるほど作ります。
③ ワイヤーをボールに刺し、茶色の粘土で覆って幹を作ります。
④ ボールにボンドを付けながらバラの花をびっしりと刺します。最後に幹を小瓶に挿し、カラーサンドを中に注ぎます。

さまざまなクラフトで使用するへらの用途や使い方

レザークラフトには用途別にたくさんのヘラが使われます。用途別に見ていきましょう。

・ヘリ磨き用のヘラ
ヘリを磨くときは専用のヘリ磨きで磨きますがクラフト社のものはヘラ付きのヘリ磨きで、ヘリが磨けることはもちろん捻引きの代わりにもなり手縫い線を付けたり折り目線を付けたりできます。

使い方はヘリにトコノールを塗り生乾きの状態でヘラを使って磨きます。丸く仕上げたい場合は窪んだヘリ磨きを使います。最後にコバ仕上げ剤を塗って完成させます。

・接着剤用のヘラ
その名の通り接着剤を革に塗るためのヘラです。広い面に塗る用と狭い部分に塗る用とがあります。上級者ともなれば大は小を兼ねるで同じものを使って仕上げる人もいます。

使い方は接着剤を革にのせ、広い面を使ってさっと塗り広げます。端にだけ接着剤を塗りたいときにもヘラは活躍します。

・仕立て用ヘラ
のりが付いてくっついてしまった部分を剥がすときに主に使います。

革と革の間に差し入れて剥がしていきます。柄が付いていると周りに傷をつける恐れががるのでフロンティアの柄の無いデザインの仕立て用ヘラが人気です。

紙粘土クラフト用のヘラ

紙粘土クラフト用のヘラにはさまざまな種類があります。種類別に見ていきましょう。

・金属製のヘラ
金属製のものは切れ味もよくスパチュラと呼ばれ、針のようになったものや鍵の形、ナイフのような形ものなど細長い形状のものが揃っていて細かい成形が得意です。

・プラスチック製のヘラ
手軽に手に入るのがプラスチック製のヘラです。100均でも手に入れることができます。先があまり鋭くないので余程成形のいいものでないときれいには切れません。しかし、丸みを持たせたい作品を作るときには便利です。

・木製のヘラ
木製のヘラは使いやすいように自分で削って形を変えられるので、市販のヘラでは作りたい形にならないなというときに便利です。

・ループ状のヘラ
針金がループ状になったヘラは紙粘土を剥ぎ取るのに便利です。切りながら形を整えたいときに重宝します。

紙粘土用のヘラは箸を握るように持ったり、人差し指で押すように持ったり、撫でつけたり引っ張ったりといろいろな使い方をします。作るものが立体的なときは特にさまざまなヘラを使い分けて作っていきます。

ソーイング用のヘラ

一般に売られているものは牛骨で作られていますが、象牙や水牛の角でできた高級なものもあり布にチャコペンなどを使わずに線を引くことができるので簡単には洗うことのできない和裁をするときに用いることが多いです。洋裁をするときにはあまり使われなくなってしまいましたが、しるし付けが簡単にできるので意外と使える道具なんです。

使い方はまず、丸みのある方を下にして手をかけ、人差し指でヘラの上を押すようにして握ります。そして線を引きたい部分の上を強く押しながら自分の方に引いて線を付けます。圧が弱いと布に線が付きません。カーブはゆっくりとヘラを傾けながら引いていきます。

型紙通りに線を引く場合は型紙に沿ってヘラを滑らせて線を引いていきますが、裾上げをしたい場合などに定規を使ってしるしをつける場合はヘラを縦に持って握りしめ、定規に当てて丸みのある部分から尖った先までを使いながら前・後ろと力をかけて動かしてしるしを付けます。

ワイヤークラフトとは

ワイヤークラフトとは金属製のワイヤーを曲げたり巻き付けたりして形を作るハンドクラフトです。ワイヤー(針金)とペンチだけで作ることができるので簡単に始めることができます。

フックを手作り

ワイヤークラフトでまずは簡単な造りのフックから手作りしてみましょう。引っ掛けて使うのでしっかりとした硬さのあるワイヤーを使って作ってください。

【材料】
・ワイヤー(針金)
・ラジオペンチ
・ニッパー
・セロハンテープ

【作り方】
ワイヤーフックは切り端をフックの付け根部分から始め、背面を作って最後にフック部分を作っていきます。

1.ワイヤーを適量ニッパーで切り出します。

2.まず背面になる部分を作っていきます。ワイヤーの切り端は最後にワイヤーの付け根ワイヤーで巻いて隠すのでフックの付け根辺りから始めてください。

3.ラジオペンチを使ってワイヤーを成形します。下絵を描いておくと形が作りやすいです。

4.背面の成形が終わったわフックの長さだけ下に伸ばしたらラジオペンチを使って2本一緒にU字にしてフックの部分を作ります。ワイヤーが2重になることで強度が増します。

5.始めの切り端に重なるようにワイヤーを切り揃えます。

6.継ぎ目をセロハンテープで巻いて短く切ったワイヤーを上から巻けば完成です。テープが見えないように隙間なく巻いてください。

3連フック

3連フックを作るには3つのフックを横につなぎ合わせて作るやり方と横に張ったワイヤーにフックを取り付けるやり方とがあります。横に張ったワイヤーに3つのフックを取り付けるやり方を説明しましょう。

【材料】
・ワイヤー
・細いステンレスワイヤー
・ラジオペンチ
・ニッパー
・紙とペン

【作り方】
1.型紙を作ります。紙にペンで描いてその上にワイヤーをのせて形を作りましょう。一本横に線を描き、左右の端の処理や背面のデザインを決めてください。

2.ワイヤーをラジオペンチで曲げながら型紙通りに作ります。ワイヤーどおしをつなぐ場合は硬めで細いワイヤーで巻くときれいにしっかりと留めることができます。隙間なくぎっちりと巻くときれいで強度も上がります。

3.フックの部分を作ります。ワイヤーを適度な長さにカットして中心から半分に折り曲げたら、2本一緒にU字に折り曲げてフック部分を作ります。付け根に細いワイヤを巻いて固定し、切り端は両サイドにワイヤーを開きカールさせて渦巻型にし処理します。

4.作ったフックパーツを本体に留め付けます。横のワイヤーに等間隔にフックの渦巻の部分を細いワイヤーで留め付ければ完成です。

どんなモチーフでも作れる

ワイヤーフラフトでは曲線と直線を組み合わせてどんなモチーフでも作ることができます。一筆書きをするようにデザインしたり、強度を上げるためにつなぎ目を作ったり2重にしたりしてワイヤーを巻き付けて作るようにしましょう。

ワイヤークラフトで大事なこと

ワイヤークラフトをする際には始めにワイヤーを真っすぐに整えることが大事です。これをするのとしないのとでは出来上がりが大きく異なります。ワイヤーを真っすぐにするには輪にして売られているワイヤーをある程度手で伸ばしてから、平らな板などを使って挟みゴロゴロと転がしていきます。微調整しながらワイヤー全体に施しましょう。こうすることで真っすぐなワイヤーにすることができます。