羊毛フェルトを専用針で突きながらマスコットの形を作っていく手芸は、最近はよく知られるようになりました、手芸専門店に行かなくても100円ショップで道具や材料が手に入ることもあり、今では多くの人が羊毛フェルトのマスコット作りを楽しんでいます。
羊毛フェルトでハンドメイドできるマスコットについての基礎知識と、マスコットをきれいに作る方法をお伝えします。

羊毛フェルトでできるマスコットとは

羊毛フェルトで作るマスコットは、羊毛のふんわりして細かい毛の感触を生かした手触りのいい小物です。動物の姿をしたアニマルマスコットに人気があるほか、スイーツなどのモチーフやカラフルなボールがアクセサリーにも用いられます。
羊毛フェルトの特徴は、染色された羊毛を針で突き固めていくことで色やテクスチャーが自在に出せることです。技術を身につければデフォルメされた丸い形のマスコットもリアルな見た目の動物も思うままに作ることができます。

羊毛フェルトでマスコットをハンドメイドするために必要な道具

羊毛フェルト手芸で最初に必要な道具は以下の通りです。

・羊毛フェルト用ニードル
羊毛を突いて固めていくための針です。通常の「レギュラー針」と、複数の針で作業をスピードアップできる「フェルトパンチャー」、仕上げに使う「極細針」があります。最初は「レギュラー針」一本あれば作品を仕上げることが可能です。

・フェルティング用マット
羊毛を突いていくと針が突き抜けることがあるので、マットの上で作業して針と作業台を保護します。スポンジ状のマットが多いですが、ブラシマットというものもあります。

・はさみ
・手芸用接着剤
・目打ち

これらの道具は100円ショップでも揃います。スターターキットを扱っている店舗もありますので、最初はそういったものを利用しつつ少しずつ性能がいい道具を買い揃えていくのもひとつの方法です。
また段々慣れてきたら、針から指を守るためのフェルティング用の指サックや、羊毛を混ぜたり作品の仕上げに使うブラシ、チャコペンなども用意していきます。指サックは革製の専門のものが安全性も高くお勧めです。

羊毛フェルトできれいにマスコットをハンドメイドするコツ

ふわふわした羊毛をきれいに針でまとめてフェルト化させるには、いくつかおさえておきたいポイントがあります。

・ほぐした後の羊毛は手でまとめてからニードルで突く
手で丸める工程を省略すると中々きれいにまとまってきません。

・まとめても毛が立って表面がきれいにならない
立ち上がった毛を手で撫で付けながら浅めに針を刺していきます。どうしてもきれいにまとまらない場合は立った毛をハサミでカットしてください。

・パーツをつけたり違う色の毛を埋め込んだりするときに浮き上がってしまう
他の羊毛をつけていくときは接着面にあえて毛羽立ちを残してください。その上から針で刺して馴染ませると浮き上がりを抑えられます。

・顔パーツの配置がうまく決まらない
目測でつけていくと思う以上に歪んでしまう場合があります。パーツをつける前にチャコペンで印をしておくとほぼ正しい場所につけられます。チャコペンは水で消えるタイプが便利です。

まとめ

初めは何を作ろうか迷われている方は、必要な羊毛と仕上がり見本があるキットがお勧めです。100円ショップでも売られているので好みのものを探してみてください。羊毛フェルトのマスコット作りは丁寧さと根気強さが求められる手芸です。焦らず針を刺していけば100円ショップのキットでもきれいに仕上げることができます。