グルーガンとはスティック状になった樹脂を熱で溶かすことで液体になりそれを接着させるための道具です。熱で溶けた樹脂は時間が経つごとに冷えて固まっていくので、特に冬場は短時間で個体になります。グルーガンを使ったクラフト作品をこれからやってみようと考えている初心者の方々には特に見てもらいたいので、今回は100均グルーガンの特性とグルーガンの使い方をご紹介します。

ダイソーとセリアのグルーガン

皆さんは100円ショップに買い物に行くときはだいたいはダイソーかセリアですよね。なかにはキャンドゥという方もいらっしゃるかもしれませんが、ここでは最もメジャーであるダイソーとセリアのグルーガンをご紹介します。

ダイソーとセリアのグルーガンの違いでまず一番最初にどこが違うかというと「コードの長さ」です。ダイソーのグルーガンのコードは55㎝に対しセリアのグルーガンは20㎝とダイソーのグルーガンよりも半分以上も短くなっています。これでは、実用性がないというか延長コードとセットで持っていないと非常に使い勝手が悪い仕様となっています。ダイソーの55㎝と若干短めではありますが、使う場所によっては延長コードが必要ないケースもある長さではあります。ちなみに二世代前のダイソーの315円で販売していた頃のグルーガンはコードの長さが150㎝とこの本体一つあればだいたいどんなところでも使えるような非常に便利な長さでしたが、製作コストの影響か今では3分の1程度の長さになってしまい、非常に残念です。

そして実際に、コンセントを刺してスティックの溶け方を調べてみたところ両方とも通電して5分後には使用可能となり10分経てば温度も同じくらい安定しています。スティックはダイソーは7.5㎜径でセリアは7㎜径ですが径の広さも溶ける早さにはあまり関係なく、さらには相互に使えるので特に問題はありません。

実際に液を出してみると、ダイソーのグルーガンはよく溶けますが出る量が少なめです。そのため、細長く流して使いたい時に向いていると感じます。セリアのグルーガンは出る量は少し多めですが、温度がちょっと低く表面が光沢を帯びて仕上げにくく多少ですがザラついたような仕上がりになります。

ということで、総合的に見てダイソーのグルーガンの方が使いやすく仕上がりも良いです。

グルーガンの使い方

グルーガンは樹脂を熱で溶かして使う物です。ということは、それなりに危険が伴います。ここでまだグルーガンを使ったことのない方のために使い方と注意点を説明します。

コードを刺してスティックを本体に刺して約5分ほど溶解するのを待ちます。5分も経てば、グルーガンの先端は約130度の高熱ですので誤って触ったりなど絶対しないでください。対策として手袋をしておくと良いと思います。そしてガンの引き金を引くとスティックが溶けて液体化したグルーという接着剤が出てきます。引き金を戻すとグルーは止まります。当然ですが、出てきたグルーも熱いので絶対触らないでください。スティックは無くなりかけたらつぎ足しながら使用していきます。後片付けはガンが冷めてから行うようにしてください。その時はスティックは抜かなくても大丈夫ですのでご安心ください。

 

手芸用ボンドの特徴

手芸で使うボンドと言えば白い色をしたもので、物と物を接着する役目があることは皆さんご存知でしょう。手芸用のボンドの特徴は
・程よい粘りで接着しやすい
・乾くと透明になる
・乾くと硬くなる(多少の柔らかさは残ります。)
・レジンなどに比べ安価で手に入る
などです。

木工用ボンドとの違い

木工用のボンドは主に木と木を貼り合わせる目的で用いるために作られていて、酢酸ビニル樹脂系エマルジョンと呼ばれる素材でできています。

一方手芸用のボンドはというと木工用ボンドでは接着しづらい布も接着することができます。これはEVAという樹脂が素材として使われているからです。手芸用のボンドは洗濯にも強く固まってもある程度の柔らかさを残しているので布の風合いを生かしたまま接着することができます。

ミニチュアクラフトで使える手芸用ボンド

手芸用ボンドには程よいとろみがあるのでミニチュアクラフトを作る際にはタレやソースとして用いると効果的に使えます。とんかつなどのタレにしたい場合は手芸用ボンドに黒や茶色のアクリル絵の具を混ぜてたらします。ケチャップにしたければ赤のアクリル絵の具を混ぜるという具合です。手芸用ボンドはミニチュアクラフトにリアルな質感をもたらしてくれます。

ミニチュアの醤油ラーメンを作ってみよう

タレ以外にも、手芸ボンドの乾いたら透明になる特徴を生かしてミニチュアクラフトをやってみましょう。

【材料】
・手芸用ボンド
・樹脂粘土
・アクリル絵の具
・細い針金
・ヘラ
・定規
・のこぎりカッター
・カッター
・カッティングボード

【作り方】
1.まずラーメン鉢を作ります。樹脂粘土を使って成形しましょう。鉢の縁に模様を入れたい場合はアクリル絵の具で描きます。

2.樹脂粘土を使って麺を作ります。白い樹脂粘土に黄色のアクリル絵の具を少量入れてよくこねたら平らに伸ばして定規をあてながらかったーで切っていきます。細長く丸めて作ってもOKです。

3.具を作ります。

・チャーシューは薄茶色に色付けした樹脂粘土と白い樹脂粘土をランダムな形にして重ねて巻き、半乾きになってからカッターで薄く切って作ります。

・ナルトは白い樹脂粘土に少量の赤いアクリル絵の具で色付けした粘土と白い粘土とを重ねてきれいに丸めてから周りにヘラで筋を入れて乾いてから薄切りにします。

・メンマは黄色い樹脂粘土に少量の茶色のアクリル絵の具で色付けして平らに伸ばしてからカッターで切ります。

・玉子は黄色い樹脂粘土を丸く成形した上に白い樹脂粘土で覆って玉子らし楕円形に成形します。乾かしてから半分に切りましょう。

・ネギは緑の樹脂粘土を薄く伸ばして細い針金に巻き付けて乾燥させ、針金を抜き取ってからカッターで輪切りにします。

4.スープを作ります。スープは手芸用のボンドに茶色のアクリル絵の具を少量入れて混ぜて作ります。アクリル絵の具はごく微量でOKです。

5.作ったスープをラーメン鉢に入れてその上に麺を投入したら乾かします。

6・もういちどスープを麺の上から塗ってさらに乾かします。

7.次に具をのせながらを手芸用ボンドをそのまま塗って形を整えて乾燥させます。

8.最後に手芸ボンドをもう一度上から塗って乾かせば完成です。

具やスープを変えれば豚骨ラーメンや塩ラーメンなども作れます。お試しください。

まとめ

同じ100均の商品でもこうも違いがあると実用性に大きな差が出てきます。急な思い付きで買いに出かける前に少しだけ頭に情報を入れて用途に適した長く使うことの出来るグルーガンをご購入してください。