デコパージュとは、薄い紙に描かれた絵柄や模様を切り取り、デコパージュ液をいう専用の液を使ってデコレーションをしていく技法です。これは18世紀ヨーロッパの貴婦人達の趣味として高く人気を誇ったとされていて、17世紀にイタリアの家具職人が日本の漆工芸を真似て作ったのが始まりと言われています。「切り抜く」や「裁断する」の意味をする「decouper」の語源から来ていて意味通りプリントされた絵柄を切り抜いて貼り付ける装飾工芸です。近年では材料を100均で購入できるようになり、大変注目されています。特に初心者の方は100均で材料を購入して初めてみることがベストです。

100均デコパージュ液と必要な材料

デコパージュ液は100均のお店によって少し種類が異なります。ダイソーやセリアではプライベートブランドのデコパージュ液が販売されていて、接着やコーティングと別作業ごとに使い分けるタイプやオールインタイプなどのいくつかタイプがあり、その種類をご紹介させていただきますので、参考にしながら実際お店に足を運んでみてください。

そして、他に必要な道具はデコパージュ液を塗る時に必要な平筆または刷毛とデコパージュ液を入れるカップと下敷き用のクッキングシートや汚れを拭き取るためのキッチンペパーや古布もあると便利でしょう。これらの材料は100均で揃えることが出来ますので、コストを抑えて買えるのが魅力ですね。

もう一つ忘れてはいけないのが、ペーパーナプキンです。オシャレなデザインが施されたペーパーナプキンは、デコパージュには欠かせないアイテムで100均にもたくさんの種類が販売されています。例えばシンプルな色遣いのカフェをイメージしたような柄や女性に人気のある花柄模様やアルファベットなどを白黒のモノトーン柄でプリントしてある男前風なものやポップで可愛らしいものが揃っています。

100均デコパージュ液のタイプ

ダイソーやセリアではそれぞれタイプの異なったデコパージュ液を販売していることは先ほど述べました。では、実際どう違ったタイプが販売されているのかをご紹介します。

ダイソーではオールマイティとトップコートという2種類が販売されていてオールマイティは石鹸やプラスチックや木材などその名の通りいろんな素材に使うことが出来る接着用専用液です。もう一つのトップコートは布用の接着液です。トートバッグや上履きなど、デコパージュでよく用いられる布製品ではこの液を使うことをおすすめします。

一方、セリアで販売されているデコパージュ液はダイソーとは異なりオールマイティとトップコートが一つになったオールインワンタイプです。ということは、どの材料にもこのデコパージュ液一つで対応できるということです。

どちらが、良いとか悪いという優劣はありません。使い方効果も同じなので、好きな方を選んで購入しても問題ありません。

100均クラフトの中で高ランクに位置するデコパージュですが、低コストで初心者の方にも割と簡単にとっかかれることがその理由だと言えます。しかもデコパージュには必ず使うデコパージュ液は100円ショップによって種類があるのです。デコパージュを楽しむ前に一度確認のためにも100均デコパージュ液の種類と特性をご紹介します。

ダイソーのデコパージュ液

デコパージュ液は100均ショップでそれぞれプライベートブランドで販売しています。ダイソーでは3種類のデコパージュ液が販売されていて、オールマイティ・トップコート・布製品用のラインナップからなっていて容量は各30mlとなっています。特徴として、ダイソーのデコパージュ液はボトルタイプでフタを開けて少しづつ出して使うことを想定して作られているように出来ていることです。そのため受け皿を用意してそこに少しずつ落としながら使うようになっています。しかし、ここで一つアイデアとしてボトルに付いてあるフタ部分を取ってしまします。そうすることで、平筆を直接ボトルへ入れることが出来るので受け皿を用意する必要もなく道具が一つ減らすことで後片付けの手間が省けるというちょっとした小技もあります。

セリアのデコパージュ液

対するセリアのデコパージュ液は、シンプルなもので1種類のみ販売されています。それは決して種類が少ないという理由ではなく、接着とコーティングが一つで出来るオールマイティのデコパージュ液であるということです。しかし容量は20mlとダイソーのデコパージュ液よりも少なめで、容器はボトルタイプではなくケースタイプとなっています。

2種類を比較してみて

実際問題、デコパージュ液そのものの質で比較することは出来ません。どちらも同じくらいというのが正直なところです。実は比較するところは「容器」です。これで使いやすさが2種類ハッキリ分かれていて、使う人の意見が真っ二つに分かれる点でもあります。

どういうことかというと、先ほども言ったようにダイソーのボトルタイプは少しずつ使えるような作りをしているし、もうひと手間加えることで受け皿を必要としなくなるほど便利になりますが、セリアの容器はケースタイプでそれならば同じなのでは?とお考えなりますが、実は中蓋が付いていて上蓋を開けてさらに中蓋を開けないと使えないというちょっと面倒な部分があります。この中蓋がちょっと厄介で、使い終わった後きちんと閉めておかないと少し固まったものがベタベタした膜になってビローンと付いてきます。

まとめ

このような点からすると、使いやすさではダイソーのデコパージュ液の方が一枚上手です。オールマイティとトップコートで200円ということは、60mlで200円ということです。セリアのデコパージュ液は20mlで100円なので60mlなら300円かかるということになります。ですが、種類が少なく済み1つで2役こなせるセリアのデコパージュ液も捨てがたいです。コスト優先ならダイソーで、使う頻度が少なさと物の少なさならセリアを買うという風に考えるのが妥当かもしれません。同じ100均の商品なのに少し深く掘り下げてみるとこんな違いが出てくるもので面白いです。

これで、デコパージュとデコパージュ液のちょっとした基礎的知識を頭に入れることができました。これで次は実際に100円ショップに出かけてデコパージュのキットを買って実践してみましょう。まずは初心者の方でもすぐに作ることの出来るものから始めてみてはいかがでしょうか。そうして徐々に慣れていってクオリティを上げていってください。