正直言ってクラフトパンチってあまり聞き馴染みのない道具だと思いませんか?知っていても学校に置いているような紙に二つ小さな穴をパチンと押して開ける穴あけパンチ程度のイメージしかないです。確かに間違ってはいませんが、現在の穴あけパンチは使い方も種類も想像を絶するほどの進化を遂げています。少し前までは教材道具で値段もあまり安くないというイメージでしたが、今では教材道具なんてイメージを完全に払拭しクラフト用の道具として使われています。そこで、クラフトパンチは今どのように進化しているのかを見ていきましょう。

クラフトパンチの使い道

そもそもクラフトパンチってどんな時に使う物なのかという疑問から解消していきます。クラフトパンチは事務用品の穴あけパンチの穴よりも大きく穴の形が様々な種類の物があることが特徴です。要するに事務用品の穴あけパンチは、穴を開けた紙が価値を出しますが、クラフトパンチは開けた穴そのものが価値を持っています。なので、穴あけというよりかは型抜きと言い換えた方が分かりやすいですね。形は星やハートや花柄など多種多様で作るクラフト作品に合わせて紙の色を変えてアレンジすることも出来ます。

ちなみにダイソー・セリア・キャンドゥなど皆さんが100均で買い物するならまずここに行くだろうというお店に売ってあるクラフトパンチは、星やハートなどのいわゆるベーシックな形のものが主流です。しかし、最近ダイソーではライン上に穴を開けることができるクラフトパンチも販売しているようで、クラフトのバリエーションの幅がまたさらに広がります。

クラフトパンチの具体的な使い方

クラフトパンチの使い方は紙に穴を開けるだけですが、もっと掘り下げて具体的にどのような作品に使うのかを説明します。

まずはデコレーションパーツとして使うことです。型抜きした紙を手作りのメッセージカードや手紙の便箋などに貼り付けてアクセントをつけることで、少し派手目のオシャレなメッセージカードが出来上がります。

続いて手作りアクセサリーのデコレーションパーツに使う例です。お気に入りの形のクラフトパンチで型抜きし、レジンを使ったアクセサリーに使うことも可能です。

そして、カードなどのデザインにも使えます。クラフトパンチの中には小さい型を抜くだけではなく、透かしで型を抜くことができるものもあるので、カードなどのデザインとして取り入れることも出来ます。

クラフトパンチは基本的に紙に使うことが主流ですが、薄いものであればある程度は応用が利きます。例えばプラスチック板は型抜きが可能なので、いろんな色のプラスチック板をいろんな形に型抜きすることでまた少し違った使い方が出来ます。

まとめ

他にもマニキュアのデコレーションパーツとして使ったり、ちぎり絵のような使い方やも出来ます。クラフトパンチはの種類も英字など文字のセットパンチやエンボスを作るパンチやキャラクターデザインのものやフォトコーナーが出来るものも販売しています。しかし、このようなクラフトパンチは100均には売っている可能性は低いので、100均のパンチでクラフトを楽しむにはもう少しだけバリエーションが狭くはなりますが、十分楽しむことが出来ます。